第10回ヘルスケア分科会

来たる8月26日(水)に第10回ヘルスケア分科会を開催したいと存じます。今回は在米の遠山 潤一郎先生に日米のバイオベンチャーおよびヘルスケアビジネス関連のお話をご講演いただきます。

今回もまたZoom開催となります。

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日時: 2026年8月26日(水) 18:00(Singapore時間)より

場所: Zoom

講師: 遠山 潤一郎  先生 (現 Brevitti)

テーマ: 「研究室から臨床現場へ:臨床研究医から見たトランスレーショナル研究」

【内容の骨子】

医薬品開発はしばしば直線的なプロセスとして説明されますが、実際にははるかに複雑です。私は、東京慈恵会医科大学で麻酔科、循環器内科の臨床トレーニング、そして基礎研究を学び、米国ペンシルベニア大学医学部で15年以上にわたりトランスレーショナルリサーチに携わってきたPhysician-Scientist(臨床研究医)として、各種治療介入のメカニズム解明を目的とした動物実験や基礎研究から、初期段階の臨床試験、バイオテクノロジー企業との共同研究に至るまで、生物医学のイノベーションのさまざまな段階において経験を積んできました。

本日のプレゼンテーションでは、新しい治療法が科学的発見から臨床応用へと至る過程、多くの有望な技術が失敗に終わる理由、そして臨床医が新たな医療イノベーションの真の可能性をどのように評価するかについて、実践的な視点から解説しようと考えます。

本議論では、技術的な医学、そして科学面に焦点を当てるのではなく、基本的に、あるアイデアが最終的に治療薬となるかどうかを決定づける意思決定プロセスに重点を置きます。

また、本日のセッションでは、AI、「プレシジョン・メディシン」、この場合は最先端の技術を用いて、患者の遺伝子情報、生活環境、ライフスタイルなどを詳細に分析し、個人に合わせた最適な治療や予防を行う医療、心代謝疾患、トランスレーショナル・バイオテクノロジーにおける現在のビジネスチャンスについても探求し、投資家の皆様に、将来のヘルスケア分野におけるイノベーションを評価するための枠組みを提供できればと考えています。

【 講師 】遠山 潤一郎 先生

 昭和大学医学部卒業後、東京慈恵会医科大学附属病院で初期臨床研修を修了し、麻酔科標榜医を取得。その後、循環器内科に転科し、病棟診療、心エコー、心臓カテーテル検査・治療など循環器診療に幅広く従事した。

臨床と並行して大学院にて池脇克則医師に師事し(2025年、防衛医大老年科教授退官、当時NIH, ハーバード大学医学部公衆衛生部門での脂質研究から帰国された)、コレステロール代謝・脂質異常症の基礎研究を開始し、2004年より4年間、米国ペンシルベニア大学(UPenn)医学部にVisiting Scholarとして留学。Translational Medicine and Therapeutics 研究部門Daniel J. Rader教授のもと、製薬企業、アイビーリーグの共同研究を介して、脂質代謝や動脈硬化に関する前臨床研究およびトランスレーショナルリサーチを推進した。

帰国後は東京慈恵会医科大学で 循環器、救急臨床・教育・研究指導に携わった後、2011年より再渡米。UPennにて、GWAS (ゲノムワイド関連解析)を基盤とした循環器疾患研究や遺伝子治療、肥満・代謝疾患と免疫の関連に関する研究を展開。NIH R01研究費の獲得や、Scienceをはじめとする国際学術誌への論文掲載など、国際的な研究成果を上げた。

20年以上にわたり日米で臨床・基礎研究・トランスレーショナル研究に従事し、さらにバイオベンチャーで事業開発(製品のFDA登録)、医療機器・再生医療、知財戦略にも関与。現在はフィラデルフィアを基盤に医学・研究・創薬・ビジネスをつなぐ Physician-Scientist として活動している。

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今回は病気についてというよりは、アメリカ・日本における医療ベンチャー、ビジネスについてのお話となります。調整さんはありませんので、皆様ぜひ周りの方にもご周知いただき、奮ってご参加ください。

どうぞよろしくお願いいたします。

(Zoom Link, Meeting ID, pass code は、MLで送信されたメールをご参照ください。

幹事     福田

副幹事  佐渡

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